長期金利がマイナスに。日銀、円安維持をかけ、奈落の底まで暗闇を突き進むのか?!

No.783

 28日の国債市場で長期金利の指標である新発10年物国債の利回りが17時09分現在マイナス0.01%に低下している(nikkei.com/から)。

 世界経済の不透明感が強まっていると言われている。当然企業の設備投資も慎重になるだろうから資金需要も低下してくる。結果、「欧米の長期金利が下がっ」(12/28/15:48/nikkei.com/)ている。

 金利が低い国は魅力が薄れるから一般的に資金が逃げる。「米国では2019年に利上げが打ち止めになるとの観測が強まり、米10年債利回りも2.7%台に低下している」(nikkei前同)。

 となればアメリカから資金が逃げてドル安になるかもしれない。となるとその行き場所として「比較的安全資産」の日本円が狙われて円高になるかもしれない。アベノミクスにとって円高は困る。だから日本円の魅力を低くするために日本も金利を下げなければならない。だから長期金利のマイナス大歓迎! なのだろう日銀は。

 でも実際はともかく、理屈だけを言えば、金利がマイナスということは、利息を貰ってカネを貸すのではなく、逆に手数料を払ってカネを借りてもらうということになる。一方、預かる方は、手数料を払えば預かってやるヨ、とは言えない。金融機関はたまったものではないだろう!

 日銀が28日公表した12月19~20日の金融政策決定会合の主な意見のなかに「(長期金利が)一時的にマイナスになることも許容すべきだ」(nikkei前同)との指摘が出ていたのだそうだ。2019年の世界経済、「一時的に」停滞でなかったらどうするのか? 日銀、円安維持をかけ、奈落の底まで暗闇を突き進むことになるのではないのか!? 

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